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Atreus のためのトレイ

前回 Atreus の組み立てについて書いたときに、キーボードの配置についてちょっと書いた。

さらにたとえレイアウトを克服して様々なシンボルの場所を暗記しても残っている問題が一つあって、それは置き場所だ。ラップトップと自分の間に置くと画面が遠すぎる気がする。

この問題の解決方法として、MacBook Pro のキーボード上に Atreus を配置できるようにトレイを作ってみた。

きっかけとなったのは、Atreus の作者の @technomancy さんに Atreus を MacBook Pro のキーボード上に直接乗せてみてはどうかの提言からだ。彼の Thinkpad は丈夫なのかもしれないが、僕の新品のラップトップの上に直乗せなんて冗談じゃない。

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材料

道具としては、

手順

基本的には MacBook Pro の幅に板を切っただけで、大したことはやってない。ただし、少し細めに切ったほうがいい。そうじゃないと、はみ出た部分が外付けのデバイスやヘッドホンの邪魔になるからだ。これで一応キーボードトレーとして使い始めることができる。

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僕のは、キーボードの高さを抑えたかったので、フロントのゴムクッションとボルトの頭が収まるような溝を作った。キーボードは若干前傾ぎみになる。とりあえずナイフで切り込みやガイドとなる線を入れていって、あとはノコギリを使うのが早い。

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次に紙やすりを 100番、200番の順に表面や角にかけていって、尖っている所が無いようにする。

次に、本来はステインを使うべきなんだろうけど持ってないのでコーヒーの出がらしを使ってみた。目的としては、木目を引き出すことと、色味をキーボードに使われているマホガニー材に近づけることだ。水を吸いすぎると木はザラザラしてくるので、水気を切ったコーヒーの出がらしを全体にこすりつける。一日乾燥させる。

ツルツルしている方を表に決める。裏にラッカーを 2回かける。表にはラッカーを 10回かける。とりあえずこれで多少の水滴などから保護できる。

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24時間乾燥させる。

最後に粘着付きのゴムシートを裏の左右端に付ける。これは主に板が MacBook Pro のキーボードに当たらないようにするためのものだ。仕様を信じるならば、約1.5mm の隙間ができたはずだ。打鍵している間トレーは安定しているが、ゴムシートによってさらにグリップが増した。 MacBook Pro を傾いたスタンドに乗せたりしたい場合は重要になってくるかもしれない。

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横から見たところ。

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