scala

Gigahorse 0.2.0

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Gigahorse 0.2.0 をリリースした。新機能は 2つのバックエンドを選べるようになったことだ。
@alexdupre さんが AHC 1.9 から Netty 4 ベースの AHC 2.0 への移行をコントリビュートしてくれた。#12

さらに、#15 で僕が実験的な Akka HTTP サポートを追加した。

詳しくは Gigahorse ドキュメントを参照してほしい。

Scala 2.12.0 リリースノート

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昨日リリースされたばかりの Scala 2.12.0 のリリースノートを翻訳しました。
Lightbend 社 Scala チームのコンパイラ魂を感じ取れる、マニアな内容になっています。

Scala 2.12.0 がリリースされました!

Scala 2.12 コンパイラは Java 8 から使えるようになった新しい VM 機能を利用するために、完全なオーバーホールが行われた。

sjson-new とアズカバンの囚人

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本稿は sjson-new に関する第3部だ。パート1パート2も是非読んでみてほしい。

sbt のコード内にはデータ永続化が数百メガバイトのオーダーに達している部分がいくつかあって、特にマシンに SSD が積まれていない場合は性能ボトルネックになる疑いがあるんじゃないかと思っている。
当然、最初に飛びついたのは Google Protocol Buffers のエンコーディングを参考に独自のバイナリフォーマットを実装することだった。

sbt-jmh を用いたマイクロベンチマーク

僕がまずやるべきだったのは、ベンチマークを取ることだ。@ktosopl (Konrad Malawski)君の sbt-jmh を使うとマイクロベンチマークは簡単に作ることができる。ビルドにプラグインを入れて、JmhPlugin を有効化したサブプロジェクトを定義するだけだ。

sjson-new と LList を用いたカスタムコーデック

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2ヶ月ぐらい前に sjson-new について書いた。週末にまたちょっといじってみたので、ここに報告する。
前回は Scala エコシステムにおける JSON ライブラリの家系をたどって、複数バックエンドに対応し、かつ型クラスベースの JSON コーデックライブラリという概念を導入した。課題は、カスタムコーデックを簡単に定義できるようにする必要があるということだった。

私家版 shapeless

4月に書いたのと先週までの間に flatMap(Oslo) 2016Scala Days New York 2016 という 2つのカンファレンスがあった。残念ながら、僕は flatMap の方には行けなかったけども、Daniel Spiewak さんの "Roll Your Own Shapeless" (「私家版 Shapeless のすゝめ」) というトークを New York で聞けた。flatMap 版の方が完全版でそれは vimeo にも出てるので、是非チェックしてみてほしい。

sbt の内部では、sbinary を用いたキャッシングに HList が用いられてたりする:

implicit def mavenCacheToHL = (m: MavenCache) => m.name :*: m.rootFile.getAbsolutePath :*: HNil
implicit def mavenRToHL = (m: MavenRepository) => m.name :*: m.root :*: HNil
...

そういう影響もあって、HList とか Shapeless の LabelledGeneric みたいなのがあれば JSON object を表す中間値としていいのではないかと思っていたので、Daniel のトークには最後に背中を押してもらった気がする。

本稿では、HList の目的を特化した LList というものを紹介する。

LList

sjson-new には LList というデータ型があって、これは labelled heterogeneous list、ラベル付された多型リストだ。
標準ライブラリについてくる List[A] は、A という同じ型しか格納することができない。標準の List[A] と違って、LList はセルごとに異なる型の値を格納でき、またラベルも格納することができる。このため、LList はそれぞれ独自の型を持つ。REPL で見てみよう:

scala> import sjsonnew._, LList.:*:
import sjsonnew._
import LList.$colon$plus$colon
 
scala> import BasicJsonProtocol._
import BasicJsonProtocol._
 
scala> val x = ("name", "A") :*: ("value", 1) :*: LNil
x: sjsonnew.LList.:*:[String,sjsonnew.LList.:*:[Int,sjsonnew.LNil]] = (name, A) :*: (value, 1) :*: LNil
 
scala> val y: String :*: Int :*: LNil = x
y: sjsonnew.LList.:*:[String,sjsonnew.LList.:*:[Int,sjsonnew.LNil]] = (name, A) :*: (value, 1) :*: LNil

x の長い型の名前の中に StringInt が書かれているのが分かるだろうか。y の例が示すように、String :*: Int :*: LNil は同じ型の略記法だ。

BasicJsonProtocol は全ての LList の値を JSON オブジェクトに変換することができる。

sjson-new

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Scala プログラマの週末の嗜みとして、僕も一つ sjson-new という JSON ライブラリを書いてみた。
sjson-new は型クラスベースの JSON コーデックライブラリで、Jawn のための wit だ。つまり、複数のバックエンドに対して sjson的なコーデックを提供することを目指している。

コードは spray-json を元にしているが、データの扱いに関しての考え方は Scala Pickling の方に近い。Pickling と違って、sjson-new-core はマクロとか普通のパターンマッチング以外での実行時リフレクションなどは一切使っていない。

Json4s-AST と使う場合:

libraryDependencies += "com.eed3si9n" %%  "sjson-new-json4s" % "0.1.0"

Spray と使う場合:

libraryDependencies += "com.eed3si9n" %%  "sjson-new-spray" % "0.1.0"

ライフスタイルとしての ScalaMatsuri

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僕にとって ScalaMatsuri とはライフスタイルのようなものだ (他の 27名近くいるオーガナイザーも同じように思っているんじゃないだろうか)。確かに、近日東京で 550名を動員したカンファレンスがあって、それは成功に終わった。しかし、オーガナイザーは 2015年の 2/28 からかれこれ 11ヶ月間準備してきた。僕が関わったのは一部でしかないけども、ScalaMatsuri 2016 はこれまでで一番関わりの深いカンファレンスになったと思う。この何ヶ月の間 Slack、Hangout たまには対面で、さまざまな議論を重ねてきた。面白かったのは、一緒にアイディアを出し合ってそれが実現されるのをみることだったと思う。僕が奇抜なアイディアを出して、その詳細を誰かが実行してくれることもあれば、他の人が始めたことを元に僕が現場の作業をすることもあった。

色々言いたいことは「グローバルな技術カンファレンス」と「日本のコミュニティの交流」の両立でも書いちゃったので、かぶる部分もあると思う。

-Yno-lub を用いた Scala の厳格化

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Scala は柔軟なプログラミング言語なので、個人的な Good Parts のような言語のサブセット、もしくは主義主張のあるスタイルガイドを作ることは有用だ。

セットアップ

-Yno-lub を試してみたい人は、以下を project/ynolub.sbt に書いて sbt プラグインを引っ張ってくる:

addSbtPlugin("com.eed3si9n" % "sbt-ynolub" % "0.2.0")

lub

Scala の型推論が型 A と型 B を統合するとき、それらの <:< に関する lub (least upper bounds, 最小上界) を計算する。この過程を lubbing と呼ぶこともある。具体例で説明する:

scala> if (true) Some(1) else None
res0: Option[Int] = Some(1)
 
scala> if (true) List(1) else Nil
res1: List[Int] = List(1)

ここ数年考えているのは、少なくとも今ある形での lubbing は有益ではないのではないか、ということだ。

Java バージョンの切り替え

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最近 Mac と Ubuntu、それから Java 6 と Java 7 を行ったり来たりしてる。
Java の切り替え方を統一したいので、ここにメモしておく。

追記: jEnv という便利なものを Yoshida-san に教えてもらったので、それを使ったほうがいいかも。

Zshrc

OS によるシェルスクリプトの切り替えはこんなふうにやってる:

## basic
[ -f $HOME/dotfiles/zshrc.basic ] && source $HOME/dotfiles/zshrc.basic

## aliases
[ -f $HOME/dotfiles/zshrc.alias ] && source $HOME/dotfiles/zshrc.alias

case "${OSTYPE}" in
# MacOSX
darwin*)
  [ -f $HOME/dotfiles/zshrc.osx ] && source $HOME/dotfiles/zshrc.osx
  ;;
# Linux
linux*)

Scala Pickling 0.10.0

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pickling 0.10.0 として implicit.ly に投稿したものを訳しました。
最近コミッター権をもらいましたが、Pickling の 90% 以上は Eugene Burmako、Heather Miller、Philipp Haller によって書かれています。

Scala Pickling は、Scala のための自動シリアライゼーション・フレームワークで、0.10.0 が初の安定版となる。Pickling は高速で、ボイラープレート (冗長なお決まりコード) 無しで書くことができ、ユーザ側で (バイナリや JSON などの) シリアライゼーション・フォーマットを簡単に差し替えることができる。また、0.10.x シリーズ中はバイナリ互換性とフォーマットの互換性の両方を保つ予定だ。

Pickling を短くまとめると

ある任意の値、例えば Person("foo", 20) を pickle する (シリアライズ化を保存食に喩えて、漬物に「漬ける」と言う) とき、以下の 2つのものが必要になる:

  1. 与えられた型 Personpickler コンビネータ
  2. pickle フォーマット

Pickler[A]Aエントリーフィールドコレクションといった抽象的なものに分解することを担当する。プリミティブな pickler を合成して複合的な pickler を作ることができるため、コンビネータと呼ばれている。一方 PickleFormatフィールドなどの抽象的な概念をバイナリやテキストといった形に具現化する。

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